『iichiko 西の星賞2017』表彰式に行ってきました!

 

 

 

麦焼酎『いいちこ』で有名な三和酒類㈱には、

ニシノホシ という麦を使用して造られた 西の星 という焼酎があります。

 

<シルクを想わせるなめらかな味わいが特長です。>

 

 

西の星

 

 

ニシノホシ は、平成9年に大麦の品種として申請され、

その後、大分県の奨励品種となり、平成12年に契約栽培が開始されました。

 

 

 

「iichiko 西の星賞」とは…

さらなる品質向上を目指し、その年の優れた ニシノホシ を生産した2地区を表彰する制度です。

西の星賞を受賞した2地区の焼酎は、『西の星賞受賞酒』として数量限定で販売されます。

 

 

 

 

今回は、今年で13年目を迎える『西の星賞』の表彰式に参加させていただきました!

 

 

 

 

 

まず最初に、主催者を代表して、三和酒類㈱ 和田社長から挨拶がありました。

 

西の星2017

 

最近は、その商品が造られるコンセプトやストーリーが、消費者にも注目されています。

『コトづくり』という言葉を最近よく聞きませんか?

 

 

『コトづくり』とは、

夢やロマンのある目標やを明示し、その実現のためにみんなが奮い立ち、

情熱をもって、力を合わせて働きたくなるような仕掛けの事を言います。

ニシノホシの生産への取り組みや、西の星賞の表彰は、まさに『コトづくり』の概念に沿ってるな~と感じました。

 

 

 

和田社長は、ニシノホシの生産に携わっている、全ての方への感謝するとともに、

立派な原料を作っていただいた方に恥じないよう、立派な焼酎を作り、さらにはこの『コトづくり』をお客様に情報発信していき、

これからどんどん市場を広げていきたいと述べられていました。

 

 

 

 

 

 

 

大分県北部振興局の方より、ニシノホシの作付動向の発表がありました。

 

西の星2017-2

 

麦は、非常に天候に左右されやすい作物だそうです。

28年度は、期間を通して温暖傾向にあり、さらに断続的な降雨のために、収穫量が少なかったそうです。

その時々の自然条件に合わせて栽培方法を臨機応変に対応していく 適期管理 が特に重要だとまとめられていました。

 

 

 

大麦

 

 

 

今年、『iichiko西の星賞 2017』へのエントリーは、全部で 44地区 あったそうです。

原料を評価する一次選考でこれを一気に 4地区 まで絞り込み、

その後実際にこの4地区のニシノホシを使って焼酎を仕込み、官能評価を行います。

 

その後、上位2地区のニシノホシが『iichiko西の星賞 2017』に選ばれるというわけです。

 

 

焼酎の製造方法は、より原料(産地)の特性を出すため、全麹減圧仕込み となっています。

贅沢~!

 

 

 

 

 

 

 

 

今回、『iichiko西の星賞 2017』を受賞された2地区はこちらです!

 

西の星2017-3

 

 

 

 

 

 

(左)収穫地:尾立(おだて)地区

生産者:有限会社 フラワーうさ 菅原維範 様

 

西の星2017-4

 

<受賞者のコメント>

第1回の時からニシノホシを作っており、やっといただけたという感じです。

明日からまた一生懸命頑張って、より良い品質のものを作りたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

(右)収穫地:上庄(かみしょう)地区

生産者:山本 惣市 様

 

西の星2017-5

 

<受賞者のコメント>

ニシノホシを作り出して3年目ですが、このような賞をもらっていいのかという気もしています。

今後益々、ニシノホシの生産に努力していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

西の星2017-6

 

受賞された、2地区の生産者の方々、本当におめでとうございます!

 

 

 

 

 

 

 

表彰式の後は、受賞した2地区の西の星を実際に試飲させていただきました。

 

 

 

 

 

平成28年収穫 国産二条大麦「ニシノホシ」使用

<西の星賞2017 受賞酒> 収穫地 尾立 おだて

 

西の星2017-7

 

尾立の山あいに受け継がれた昔ながらの土づくりから生まれた大麦ならではの

「さわやかな香りとなめらかな味わい」

 

素人感想で大変申し訳ありませんが、私が飲んだ感想は、ガツンと、パンチが効いている味でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平成28年収穫 国産二条大麦「ニシノホシ」使用

<西の星賞2017 受賞酒> 収穫地 上庄 かみしょう

 

西の星2017-8

 

伊呂波川に面した上庄の肥沃(ひよく)な土壌と匠の技から生まれた大麦ならではの

「華やかな香りとふくらみのある味わい」

 

素人感想でこれまた大変恐縮ですが、私が飲んだ感想は、やわらかくて飲みやすい、初心者にもやさしい味でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どっちがいい?と周りの方にも聞いてみたのですが、好みは人それぞれの様でした。

 

 

西の星2017-9

 

 

同じニシノホシから作っているのに、2つとも全く異なる味わい。

収穫地でこんなに味や香りが変わるのかと、正直オドロキです。

 

 

 

生産者の顔が見える商品って、とっても素敵ですね。

ニシノホシ を生産する農家の方々は、『西の星賞』を受賞するために、日々努力し、生産技術の向上に取り組んでいるのです。

 

 

 

農家の方々の、絶え間ない努力の結果が、この2本に詰まっています。

皆さんもぜひ一度、味わってみてください!

 

 

 

 

<西の星賞2017 受賞酒> 収穫地 尾立 おだて

<西の星賞2017 受賞酒> 収穫地 上庄 かみしょう

 

容量:720ml

販売価格:各1,080円(税込)

 

 

 

 

西の星賞2017受賞酒の2商品は、完全限定品です。

酒スタジアムヨコヤマの店頭にも並びますが、早々に売り切れることが予想されます。

何卒、ご了承ください。