国東にっぽん酒をつくる会 ~仕込みVer~
『国東にっぽん酒をつくる会』に参加してきました!
場所は、大分県国東市の 萱島酒造 様にて。
昨年、本ブログで稲刈りの様子をお伝えしましたが、その収穫したお米を使って、今回は日本酒の 仕込み体験 をさせて頂きます!
さっそく、かっこいいハッピを装着!
なんでも、まずは形からなのです。
ハッピと帽子を装着して全員キマった所で、
国東にっぽん酒をつくる会の岡さんと、萱島酒造の営業 増永さんから、
今回の仕込み体験の説明を聞きます。
日本酒の仕込みには、蒸した米 を使用します。
お米が蒸上がるまで少し時間があるということなので、蔵内を見学させていただきました。
蔵に入ると、まず目に入るのが 賞状の数々。
なんとこちら。 明治40年に初めて開催された 第一回全国清酒品評会 の賞状。
ちなみに、一等銀牌とは第2位のことだそうです。
しかしながら、第一回全国清酒品評会で一等金杯(1位)や一等銀牌(2位)を受賞した酒蔵で、
現在でも現存する蔵はほとんどなく、萱島酒造はその数少ない現存する酒蔵の一つ なのです。
萱島酒造と言えば、『清酒 西の関』
西日本 を代表する清酒になりたいという意気込みと願いをこめ、
当時、相撲の頂点だった大関の 関 をとって、西の関 と命名したそうです。
もうちょっとでお米が蒸し上がりますよ~♪
萱島酒造さんは、蔵内が整理整頓されていて、とってもキレイです。
日本酒と言えば お神酒(オミキ)。
神棚は必須です。
お酒のランクを表す『上撰』の漢字がどうして『選』ではなくて『撰』なのか。
神様に差し出す という行為の意味より、しんにょうの『選』ではなく、
てへんの『撰』を使うのだそうです。
お米が蒸し上がりましたよ~!
大きなしゃもじの様な道具で、蒸米がかき出されます。
アッツアツの蒸米は、仕込み前に機械で冷やされるのです。
こちらは ひねり餅 を作っている様子です。
酒米の蒸し上がりをチェックするため、しゃもじの上で蒸米をひねり、餅にします。
私たちも実際に、このひねり餅いただきました!
今回は470kgの蒸米だそうです。
機械から出てきた蒸米をみんなで運びます。
エイッさーほいっさー
同時進行で、タンクでは 櫂入れ(かいいれ)をします。
タンク中の発酵を均一にするため、櫂棒でひたすらまぜまぜ。
またこれが、かなりの肉体労働。見事に翌日筋肉痛。
これ、落ちると死にますから。
でーきーまーしたー♪
おいしいお酒になりますように♡
蔵の方々や参加者の手際がよかったのか、予定していた時間よりも早く終わりました。
お昼ごはんは、ちょっと早い10時半から(笑)
蔵内の食堂で、手作りのおいしいご飯をいただきました。
ご準備いただいた蔵の方々、大変おいしかったです。
誠にありがとうございました。
今回は、酒蔵に入って仕込みをするという 大変貴重な体験をさせていただきました。
酒蔵のなかは、一般サラリーマンの私からすると 非日常的な環境 で、
そのなんとも言えない『酒造り』の 神聖な空気 に、なんだか私・・・とっても感動いたしました!
次回は、いよいよ出来上がったお酒の瓶詰めとラベル貼りですが、私たちは仕事の都合で、なんと参加できません・・・
ザンネン…
お酒が届くのを楽しみに待とうと思います!
また届いた頃に、レポしま~す♪
萱島酒造さんありがとうございました!