国東にっぽん酒をつくる会 ~留仕込 蔵体験~
3月12日(日)の朝。
早起きしたヨコヤマ一行は、1年ぶりにこちらにおじゃましました!
清酒『西の関』で有名な、大分県国東市の 萱島酒造㈲ さんです!
『国東 ”にっぽん酒” をつくる会』にて、昨年国東の田んぼに植えたお米『にこまる』
稲刈りのイベントは、残念ながら雨で中止となってしまいましたが、
事務局の岡さん(プロ)によって無事に収穫され、
今回はそのお米を使用した日本酒の仕込み体験です!
まずは、事務局の岡さんと、萱島常務より今回の蔵体験の説明を受けます。
私達に与えられたミッションは、
蒸しあがったお米をタンクに運び入れ、タンクの中で攪拌(カクハン)=櫂入れを行うことです。
去年は、ハァハァと息を切らしながら、お米を運んだ記憶があるのですが、
今回はなんと、タンクまでお米が自動的に送られてくるというではありませんか!
おっと、これは楽勝な予感…と、ほっとした瞬間、岡さんから一言。
『櫂入れの作業は気をつけてくださいね。万が一タンクの中に落ちた場合、2つ呼吸すると死にます』
知ってはいるけど、改めて聞くと怖い。
気を引き締めて作業を行おうと、心に誓いました。
『にこまる』蒸されてます。
お米の蒸し上がりまでには少し時間があるので、蔵を見学させていただきました。
蔵に入ると、まず目に入るのがその 賞状の数。
その中で最も有名な賞状がこちら。
明治40年に初めて開催された 第一回全国清酒品評会 の賞状です。
何度来ても、萱島酒造さんは蔵内がキチンと整理整頓されています。スバラシイ。
米が蒸しあげる様子をみんなで見学します。
蔵の方はキビキビと作業しており、とってもカッコいいです。
蒸しあがったお米をみんなで食べてみます。
おかわりする子供たちにほのぼの(笑)
ちょっと固めの炊きあがりでした。
今回は、百石タンクも見せてもらいました。
とっても大きい~!
貴重な蔵見学が終わるころには、『にこまる』が炊き上がりました!
いよいよ 櫂入れ が始まります。
真ん中に見えるホースから、お米がまんべんなくタンクの中に入ります。
最初のうちは軽いので、女性からレッツ櫂入れ!
タンクの底にあるお米をかき回すイメージで!
3人で息を揃えて、同じ方向にかき混ぜます。
櫂入れ作業中には、頻繁にタンク内の温度を測ります。
櫂入れ中にも日本酒の発酵は進むため、だんだんと温度が上昇するそうです。
温度が上がりすぎると、俗にどぶろくのような酸度が高い(すっぱい)お酒になってしまうため、
氷を入れたりしながら、温度が上がりすぎないようにします。
仕込みが完了した後の温度を想定しながら、ここでは8度~9度の温度を保っていたようです。
だんだんタンク内のお米の量が増えてくると、女性→男性へチェンジ。
タンクをかき回す櫂も、だんだんと重たくなってきます。
さらに重たくなる終盤には、男性→活きの良い男性にチェンジ。
仕上げはおか~ぁさん♪
注:岡さんです。
岡さんによる櫂入れ唄も披露されました!
櫂入れ作業終了後には、社員さんたちがいつもご飯を食べる食堂で、カレーがふるまわれました。
作ってくれたお母さん方、大変美味しかったです。
ありがとうございました。
イベントを開催して頂いた、『国東にっぽん酒をつくる会』の事務局の皆様、
そして、萱島酒造の蔵人の皆様、
普段経験できない貴重な体験をさせて頂き、誠にありがとうございました。
『国東にっぽん酒をつくる会』は、会員を募集しております!
皆さんも、日本酒が出来るまでの工程を、実際に体験してみませんか?
田植え~稲刈り~仕込み~瓶詰めなどなど、
とっても、貴重な体験で、とっても楽しいイベントばかりです♪
なにより、自分たちで造った日本酒がご自宅に届くという特典が!
皆様のご参加を、心よりお待ちしております♪
詳しくは、萱島酒造HPにて!