西の関『千三百年の祈り』のご紹介

 

 

 

清酒 西の関 で有名な 萱島酒造 から、新しいお酒が届きました。

 

 

 

21563

 

西の関『千三百年の祈り』

 

 

 

 

こちらのお酒、実際に見ると思わず手に取りたくなります。

落ち着いた黒色で六角形の化粧箱。

六角形って珍しいな~。

さっそくワタクシ手に取ってみました。

 

 

千三百年の祈り-1

 

 

なんと…神々しい…

 

 

千三百年の祈り-3

 

 

化粧箱には、宇佐神宮 国東半島の寺院 がたくさん書かれてあり、

お酒への入り口(蓋)には、『仁聞菩薩』(にんもんぼさつ)が描かれております。

 

 

 

なんで六角形?

なんで寺院?

仁門菩薩ってどなた?

 

 

 

意味を知って飲むと、さらに旨い。

『千三百年の祈り』について、国東の歴史と共に、紐解いていきましょう。

 

 

 

 

 

line_simple06_

 

 

 

 

 

 

西の関の酒蔵は、大分県北部の 国東半島 にあります。

この国東半島には、仏像・石仏 がたくさんあるのを皆さんご存知ですか?

『仏の里』とも呼ばれています。

 

 

千三百年の祈り-4

両子寺HPより抜粋 ー

 

 

国東半島には 両子山(ふたごさん)があります。

(標高721m、図の中央部分)

 

 

この両子山から海岸へと、放射状に広がった谷を六つの郷に分け『六郷』(ろくごう)と呼び、

この地に開かれた天台宗寺院を総称して、『六郷満山』(ろくごうまんざん)と呼ばれています。

 

 

伝説によれば、これらの寺院を開いたのが、仁聞菩薩(にんもんぼさつ)だそうです。

 

 

全国八幡社の総本山である 宇佐神宮 の庇護と影響を受け、今日まで神仏習合の信仰が継承されてきました。

 

神仏習合:神道と仏教が入り混じり、一つの信仰として再構成された宗教。

 

 

 

千三百年の祈り-5

ー サザエさんのオープニングでも紹介された両子寺の仁王門 ー

 

 

 

全国でもめずらしい神仏習合の六郷満山文化が、2年後の2018年に、開山1300年 を迎えます。

 

 

この節目を前にして、造られたお酒が、西の関『千三百年の祈り』なのです。

 

 

 

六角形の箱…六郷

寺院…六郷に開かれた寺院

仁門菩薩…これらの寺院を開創者

 

謎が解けました!

 

 

 

 

 

line_simple06_

 

 

 

 

 

2016年3月29日に執り行われた祈願祭では、

宇佐神宮の神職・六郷満山霊場会の僧侶の方々により、西の関『千三百年の祈り』をお供えし

祝詞と般若心経で『世界的な未来永劫の平和と安全』を祈願していただいたそうです。

 

 

 

千三百年の祈り_A4チラシ

 

 

精魂込めて造り上げた『千三百年の祈り』は、ふっくらとしているのに、さらっと飲める味わい。

 

萱島酒造がこだわる、五味一如(甘・酸・辛・苦・渋)と 芳醇な香りの調和 をぜひお楽しみ下さい。

 

 

 

容量:720ml

販売価格:2,160円(税込)

 

shouhinkounyu

 

※ 店舗によっては取扱いが無い場合もございます。(万田店は取扱いあり)

事前にお電話でご確認ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、ブログ内でも紹介した『両子寺』は、大分県屈指の 紅葉スポット でもございます。

 

 

両子寺

両子寺HPより抜粋 ー

 

 

 

今年の紅葉シーズンには、『仏の里』国東半島で、ゆるやかな時の流れを感じてみませんか?