2019年 社員研修に行ってきました【前半戦】
今年も社員研修に行ってまいりました。
ヨコヤマ全店舗2日間のお休みをいただき、お客様にご不便をお掛けして申し訳ございませんでした。
さてさて、今回ヨコヤマ一行の研修テーマは…
今年も おんせん県おおいたバス に乗り込み、いざ出発!
運転手のアベさん、ガイドのエツコさん、2日間どうぞよろしくお願い致します。
出発してから数分…恒例のウズウズ(早く飲ませろ)タイムが始まります。
中津を出発して、多多多量のトイレ休憩を重ね、
(ほら、だから言わんこっちゃない)
到着したさきは、天草パールセンター。
こちらで昼食をいただきました。
海の幸たっぷりで、とっても美味しかったです!
こちらでは、名前の通りパールも販売されてます。
デパートで見るよりも比較的安かったし、可愛いものもたくさんありました!
今回はゆっくり選ぶ時間がなかったので、私はくまモンが書かれたカップ酒を買いました。
(さっちゃんは、子供が喜ぶ『チンアナゴ』の抱き枕をかいました)
昼食後は、世界文化遺産 天草の 﨑津集落 の見学です。
こちらは、とくにどの施設に限って世界遺産という訳ではなく、
長崎と天草地方の潜伏キリシタンの歴史と、その証が色濃く残る﨑津集落、
歴史そのものを全部ひっくるめて世界文化遺産として認定されているそうです。
たっぷり2時間コースで、潜伏キリシタンの悲しい歴史に触れます。
天草宝島案内人の会のこちらのガイドさんの説明は、とてもわかりやすく、
途中でちょいちょいクイズを挟みながら、正解者にはあめちゃんをあげるという、
聞き手を飽きさせない、巧みな話術にヨコヤマ一行は釘付けに。
天草の﨑津集落は、織田信長時代から始まったキリスト教の繁栄に始まり、
その後、豊臣~徳川の時代でのキリスト教の信仰禁教により、迫害や弾圧を受けた歴史があります。
1612年に禁教令がしかれました。
領主が変わった後、天草の人々は実際の石高の2倍以上の重い年貢に苦しめられたそうです。
さらに、追い打ちをかけるように大凶作に見まわれ、信仰の禁止と厳しい年貢の取り立てにますます追いつめられていきました。
ついには年貢を納められなかった妊婦が殺される事件をきっかけに、農民の怒りは爆発。
天草四郎を総大将とした、島原・天草一揆(島原の乱)が起こるのです。
はじめは勢いに乗って勝利をおさめて進むものの、ついには南島原市の原城跡にて約3ヶ月の籠城の末、
大勢の幕府軍に取り囲まれ、一人残らず殺されてしまったそうです。
﨑津集落の人々は、激戦地から距離が遠く、情報が届くのに時間がかかったこともあり、
戦いには参加していなかったそうです。
その為、原城跡にてキリシタン全員を殺害したとする幕府の思惑に反し、
﨑津集落ではまだキリスト教が信仰されていたのです。
﨑津諏訪神社は、見た目は鳥居がある普通の神社なのですが、
実際には、潜伏キリシタンによる信仰活動が行われていたそうです。
心の中ではキリスト教を信仰し、うまくカモフラージュして普通に生活していましたが、
﨑津地区のとなりの今富地区で、クリスマスに牛を神に捧げていた儀式がばれてしまいました。
こうして潜伏キリシタンが発覚した『天草崩れ』により、
信仰具を箱に捨てるように指示した場所だと、この諏訪神社は記録されています。
﨑津教会は、1934年に建てられた教会で、内部は畳が敷かれている珍しい教会です。
この場所は、禁教期には役場だったそうで、絵踏が行われていたそうです。
﨑津資料館『みなと屋』で、潜伏キリシタンの貴重な証を見た後、﨑津集落を後にしました。
﨑津集落は、今でもカトリックを信仰している方がいらっしゃるそうです。
自然豊かな穏やかな場所で、自由と平等を夢見た潜伏キリシタンの歴史に触れた、貴重な体験でした。
ネットでは、長崎と天草地方の歴史について詳しく説明しているサイトがありましたので、
これから天草や島原に行かれる方は、勉強しておくともっと楽しめそうです。
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しか~し!
いつまでも、歴史に浸っている時間はありませんでした。
なぜなら、日の入り時刻が迫っているのです。
今回お世話になる、天草下田温泉『ホテル望洋閣』にて、夕日と共に記念写真の撮影というミッションが残っているのです!
イチオシの夕日が見れる場所で夕日を逃したら、ただの集合写真だよっ!!!
急いで急いで~!
はたしてヨコヤマ一行は、夕日に間に合ったのか!?
次回、2019年 社員研修に行ってきました(後半戦)をお楽しみに!